美しい海のそばで育まれる、“春のそよ風のように爽やかな一本”。
正にこれからの季節にぴったりなアイテム!
(勿論、仕事終わりの一杯にもぴったり!)
当主ロドリゴ・メンデスは、偉大な祖父を『ワイン造りの師』と仰ぎ、この地を代表する生産者。Cies というキュヴェの名前は大西洋に浮かぶこの地の美しい島の名前に由来し、D.O.リアス・バイシャスのサブゾーン、バル・ド・サルネス地区の樹齢60年を超える古木のアルバリーニョ100%で造られる。
柑橘の爽やかな印象に加え、熟した洋梨や金柑、林檎の蜜の様な華やかで深みのあるアロマ。口に含むとキラキラと塩気をおびたミネラルを感じ、きめ細かな酸に余韻でグレープフルーツの皮の様な心地よい苦みが全体を引き締める。
果実の熟し具合は秀逸な村名シャブリかプルミエクリュくらいだろうか。
ただし、口の中でのミネラリーなストラクチュアはそれ以上。
勿論お料理とは若いシャブリと同様のアプローチで、海の幸と幅広く合わせられるだろう。よく冷やすとより果実味は引き締まって塩気が引き立ち、メリハリのある印象に。先ずはシャンパーニュ♪ の代わりに、アペリティフとしても活躍できるシロモノ。
ちょっと最近のブルゴーニュは高いなと思っているそこのあなたへ。
コスパ抜群のスペイン白で食事のスタートを飾ってみてはいかがでしょう。