Christian Tschida / Birdscape Pink
生産者:Christian Tschida / クリスチアン・ツィーダ
ワイン名:Birdscape Pink / バードスケープ・ピンク
葡萄品種:オーストリア地品種の混植
ワインタイプ:ロゼワイン?
生産国:オーストリア
生産地:Neusiedlersee / ノイジードラーセ
ヴィンテージ:2019
インポーター:Racines
ノイジードラーセが劇的にアツい!!
グート・オッガウ、ハインリッヒ、そしてこのクリスチアン・ツィーダとナチュラル・ワインのシーンに革命をもたらす最高の造り手たちが集結しているからだ。
ツィーダは、様々な試験的醸造アプローチを繰り返しながら、ヴィンテージを追うごとに、やや陰りのある味わいから、開放的で明るい味わいへと変化してきた。
2018年ヴィンテージでついに大覚醒し、この2019年には至高の領域に到達したようにすら思える。
ツィーダがついに、ナチュラル・ワインの頂へと上り詰めてきたのかと思うと、なんだか感慨深くなる。
この一風変わったキュヴェであるバートスケープは、ブラウフランキッシュ、ツヴァイゲルト、ザンクト・ローレントといったオーストリアが誇る地品種に加えて、ヴェルシュリースリングも!
黒葡萄を中心に白葡萄も混植された古式の葡萄畑から、彼が生み出したのは、かなりオレンジ寄りのロゼという意欲作。
黒葡萄がメインであるため、オレンジワインの定義からは外れるが、スキンコンタクトを4週間もおこなっているので、ロゼとも言い切れない。
そんな未体験ゾーンのワインなのに、圧巻の美味さにグイグイと引き込まれる。
やっぱり、この男、天才か。