Fazenda Prádio / Unique & Local
生産者:Fazenda Prádio / ファゼンダ・プラディオ
ワイン名1:C.L.(葡萄品種:カイーニョ・ロンゴ)
ワイン名2:MRZ (葡萄品種:メレンサオ)
ワイン名3:BRZ(葡萄品種:ブランセリャオ)
ワインタイプ:赤ワイン
生産国:スペイン
生産地:Ribeira Sacra / リベイラ・サクラ
ヴィンテージ:1&2 2017, 3 2016
インポーター:Diony
スペインの主要産地を除いて、今大きな盛り上がりを見せているのはどこでしょうか?
答えは、カナリア諸島(と言っても、場所はほぼアフリカ大陸ですが)と、このリベイラ・サクラ。
超急勾配の斜面に拓かれた畑が多く、働き不足によって、かつては消滅の危機にすら瀕したいたリベイラ・サクラ。
その産地を救ったのは、ラウル・ペレスという天才醸造家、そしてアデガス・ギマロという志高いワイナリーでした。
時代は進み、エンヴィナーテのような若手のスーパースターもこの地に目をつけ、新世代によって、さらにダイナミックな動きが見られるようになってきました。
ファゼンダ・プラディオは、リベイラ・サクラの主要品種であるメンシア以外の葡萄から、単一品種キュヴェを少量で仕込むという、興味深いチャレンジを行っています。
しかも、この一連のワインが非常に美味!!!
フランス・ジュラ地方ではトゥルソーとして知られているメレンサオ以外の二つは、よほどのスペインワインマニアでも知らないような、レア品種。
リベイラ・サクラでは、通常これらの葡萄はメンシアの補助品種としてブレンドされますので、単一で試せる機会は滅多にありません。
しかも、同じ造り手だからこそ、品種の個性がより際立ってきます。
ワイン趣味の奥深さは、こういうところにもあると思います。